T&D保険グループは2月14日、2023年3月期 第3四半期決算について発表したのでその概要を紹介する。なお、T&D保険グループの太陽生命、大同生命、T&Dフィナンシャル生命は、それぞれが独自、独特な販売チャネル、そして保険商品をもって保険事業を推進しているところにその特長がある。今回公表された、T&D保険グループの2023年3月期 第3四半期決算について、主な業績を中心にその概要をまとめた。
◇T&D保険グループ決算の概況(表1)
表1:T&D保険グループ決算の概況(注1)
・「経常利益」は、国内生命保険事業の契約業績が好調だったことにより、前年同期から増加した。
・「グループ修正利益」は、T&Dフィナンシャル生命およびT&Dユナイテッドキャピタルの利益が増加したものの、コロナ関連の支払いの増加および為替ヘッジコストの増加等により、前年同期と同水準となった。
・「親会社株主に帰属する四半期純利益」は、海外再保険関連会社(以下「フォーティチュード社」)における、米国金利上昇に伴う会計上の一時的な評価性損失等により、前年同期から減少した。
●国内生命保険事業(3社合算:表2)
・主力商品の販売好調や対面・非対面を融合した営業活動の実践により、契約業績は堅調。「新契約年換算保険料」は29.5%「保険料等収入」は22.6%、前年同期から増加した。
・「基礎利益」は、コロナ関連の支払いの増加および為替ヘッジコストの増加等により前年同期から減少した。
・「新契約価値」は、新契約の増加および金利上昇に伴い前年同期から増加した。
表2−①:国内生命保険事業
表2−②:国内生命保険事業(保有契約年換算保険料)
なお、表2中の(注)については次のとおり。
注1:2022/3期3Q累計は2021年10月1日に公表した「フォーティチュード社」の組織再編に伴う会計処理の遡及適用反映後の数値。
注2:「グループ修正利益」とは、親会社株主に帰属する当期(四半期)純利益に対し、市場の変動みより会計上生じる一時的な評価性損益等を調整したグループの経営実態を表す指標の一つ。
注3:2022/3期3Q累計は基礎利益の改正を反映して算出している(以下「新基準」)。2022/3期3Q累計は新基準により再計算している。なお改正前基準による2022/3期3Q累計の基礎利益は1376億円。
注4:「新契約価値」は、当期中に販売した新契約(転換契約を含む)の価値を表したもの。
◇国内生命保険事業(新契約・保有契約・新契約価値)
●新契約の状況(前年同期比)
●保有契約の状況
●新契約価値
◇国内生命保険事業(健全性指標)
●ソルベンシー・マージン比率・実質純資産
なお、実質純資産の(注)については次のとおり。
保険会社向けの総合的な監督指針Ⅱ−2−2−6に基づき、満期保有目的の債券及び責任準備金対応債券の含み損益△606億円を控除した場合の実質純資産額は590億円。
また、監督指針Ⅱ−2−2−6の記載に基づく保険金等の支払いに備えた流動性資産を確保している。
生保労連は1月20日、かんぽ生命の「学資保険」改定の届出に対する「郵政民営化委員会」の意見聴取に対して、民間生保会社との公平・公正な競争条件の確保を主旨とする意見表明を行った。「届出制」になって以降、同社は新規業務の届出は3件目。
今回は、相続税に対する完全防衛額について「完全防衛額表」を参考に、法定相続によるものだけでなく、実際に受け取る保険金の割合を加味して計算することで、完全防衛額をより完璧に近いものとするとともに、相続のケースごとにすぐに計算ができるよう試みる。
3月から4月にかけては卒園や卒業、それに入学や入社など、特別な「春」を迎える人たちが多い季節だ。こういった人たちに対して、どうアプローチしていくかの処方箋を示す。とにかくお祝いの気持ちをしっかりと、そして丁寧なあいさつ活動が成功へのポイントになる。
ある調査によれば「確定申告」をした理由の3割以上は医療費控除のためだというが、入院給付金や医療費控除について誤解している人も多い。入院給付金は非課税(所得税)なので確定申告に収入として記載する必要はないといったことを知らない人も少なくないという。
ニッセイ基礎研究所の調査レポートから、シンガポールの消費者の保険加入の現状について紹介する。同国ではオンライ化が進んではいるにも関わらず、まずはオンラインで情報収集し、その後信頼できる人に相談してから加入するというプロセスを経ることが多いという。
ネオファースト生命は4月2日以降契約日となる契約より、同社の「ネオdeいりょう」を改定する。その具体的な内容は、患者申出療養費を保障する「特約」、骨折・熱傷等によるケガを保障する「特約」、ガン治療に備える「特約」等が新設されるというものである。
この保険は、コロナ禍等の影響で「密」を避けるための移動手段として、二輪車の所有者が増える中で、セブン-イレブンの店舗サービスを通じて二輪自動車の自賠責保険に加入している人を対象にしたもの。対物賠償やロードサービス費用、示談交渉サービスもセットされている。
まずは出だしの4月度について、総点検をしっかり行う。点検のポイントは3つだ。そして入・進学、進級など4月~5月にかけてはライフサイクルに変化が生じる時期だ。5月を組織拡充の「重大月」と位置づけ、採用活動に重点的に取り組み、7月の「重大月」に備える。
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