2019年7月12日 2919号

明治安田生命グループ

18年度業績・19年度営業戦略

 

第三分野の新契約ANP26%伸展

健康キャッシュバック 4.3万件の滑り出し

 

健康増進型保険「ベストスタイル健康キャッシュバック」の4月実績は4万3000件─。明治安田生命は5月24日、2018年度決算報告を行った。

 

同商品は「健康増進の取り組みを支援する機能」を新たに追加して4月2日に発売。健康診断の結果を提出した契約者に最大で保険料1カ月分をキャッシュバック。さらに「MY健活レポート」も提供する。

 

2019年度の推進について、菊野和洋グループマネジャー(営業企画部営業企画グループ)はこう説明する。

 

「商品のキャッシュバックだけでなく、『みんなの健活プロジェクト』全体の良さやお客さまのメリットを、営業職員により教育して、お客さまにアピールしたい。また、秋以降、みんなの健活プロジェクトの目玉である『MY健活レポート』、健康診断結果をもとに個別の情報を提供するレポートを作成する。この訴求もより充実させ、販売件数もより拡大したい」

 

明治安田生命単体の新契約年換算保険料は前年度比10.4%増加の1413億円。チャネル別では、営業職員チャネルが11.0%増の1195億円、銀行窓販が8.9%増の193億円。第三分野は26.9%増の543億円と大きく伸びた。

 

「外貨建て保険に加え、昨年6月に発売したベストスタイルの新特約『給与・家計サポート特約』や、終身医療保険などの第三分野が26・9%増加するなど貢献した」と中村篤志常務執行役。

 

また、グループ保険料は、明治安田単体における外貨建て保険の貢献などで前年度比1・9%増の3兆813億円と2年連続増収。グループ保険料のうち、海外保険事業は1.8%増の3105億円となり、グループ保険料に占める割合は10.1%。なお、海外保険事業では、団体保険事業が主力の米国スタンコープ社は2.0%増の2867億円。

 

グループ基礎利益は8.3%増の6338億円と、2年連続して過去最高益を更新。明治安田生命単体の基礎利益が7.9%増加したのに加え、スタンコープ社も18.3%の増益となり、海外事業の割合は9・2%と、0.5ポイント増加。

 

明治安田生命単体の保険料等収入は1.9%増の2兆7708億円、うち個人保険・年金は7.5%増の1兆8654億円。外貨建て保険の業績貢献により、営業職員、銀行窓販ともに増収を達成。

基礎利益は単体で5896億円と前年同から429億円増加し、明治安田生命発足以来の過去最高益を更新した。「効果的な資産配分による外国公社債の利息配当金等収入の増加によって、利差益が前年度から大幅に拡大している」と中村常務執行役(=写真)。

 

契約者配当は、個人保険・年金で3年連続の配当率引き上げ。その対象契約は340万件、総額は34億円増加の297億円。死亡率、入院発生率の改善などを踏まえ、死亡保障付商品や入院系特約の危険差配当率を引き上げる。

 

配当の「予見的提示」の検討も

健康増進型への流れは不可逆的

 

Q 配当については個人保険・年金で3年連続で配当率を引き上げるが、営業戦略上をマーケットにもっとアピールしないのか。

中村 配当は決算に加え、会社の健全性や経営環境の見通しなど総合的に判断して行う。結果として、保険料の実質的な負担軽減を大きな方向性に掲げている。

しかし、契約者に配当について相互会社としてアピールできているか、という課題認識はある。次期中期経営計画では、「こんなケースなら増配します」「これなら配当は維持です」「このケースなら配当をお支払いできない可能性があります」と、予見的に提示することを考えたい。

 

Q 生保の貯蓄性マーケットの魅力がなくなってきた中で、配当はそれを補完できると言えるだろうか。

中村 剰余への貢献度、契約者間の公平性という要素もあるので、それらをきちんと説明できる枠組みを事前に設け、お客さまに理解していただく取り組みをしていきたい。

 

Q 2017年度の標準予定利率改定、18年度には標準生命表の改定が行われた。これがどのような影響を与えているのか。

中村 標準生命表の改定は、基礎利益の危険差にいちばん効いている。2018年決算の危険差は134億円マイナス、2019年度の基礎利益の見通しもマイナスとしている。

決算説明資料では、団体保険料率引き下げの影響を指摘しているが、保険料率を下げたために危険差が減ったことによるもの。団体保険は更新ごとに保険料が変わるので、18年度はマイナス134億円だったが、19年度は通期にわたり影響があるので、その倍ぐらいの危険差の減少になる。

一方、個人保険は1年更新ではないので、ボディブローのように危険差の減少に効いてくる。

 

Q 海外保険事業のウエートが上がってきている。経営的に国内と海外のバランスをどのように考えているか。

中村 計画上では2027年をめどに、グループ基礎利益に占める割合を9・2%から15%を目安に引き上げたい。戦略として第一義的には既存投資先の内部成長、収益の拡大を基本に考えている。その上で、新規投資に調査・検討を行う。先進国に加え、アジアについても継続的に調査・検討をしている。

 

Q 健康増進型マーケットの成長性をどう予測するか。

中村 健康増進型は「万が一が起こる手前」の健康増進を応援する機能や健康寿命の延伸を、新しい価値として提供している。

現時点で何が正解か分からないが、大きな流れとして「万が一の前後」に保障・サービスのカテゴリーが広がってくニーズはあるだろう。「前」なら健康増進や予防、検査などのカテゴリー、「後」は再生医療、リハビリなどになる。

健康寿命の延伸では、お客さまのQOLアップにもつながる。2つ目の視点として、企業にとっても従業員の健康は生産性を上げることにつながる。社会保障制度の負担割合も話題になり、支える人と支えられる人のリバランスをどうするか、このような意味でも健康寿命の延伸は財政の健全化にもつながる。長期的にはこの流れは不可逆的と捉えている。

 

 

2面 決算

 

朝日生命 2018年度決算

営職・代理店とも生産性高まる

 

朝日生命は2018年度決算の説明会を開催した。新商品の発売や既存商品の改訂により、営業職員チャネル、代理店チャネルともに業績が伸展。特に同社が力を入れている介護保険新契約件数は、販売計画を大幅に上回った。

 

3面 医療情報

 

汎用性のある電子カルテ構築を!

慶応義塾大学 大学院特任教授 山内恒人

 

多忙な医師の負担を少なくするために、医的情報に関する共通のプラットフォーム作成が前提となる。それには入力項目についても規格化が必要。そうすると汎用性の高いプラットフォームを前提とした電子カルテの存在が前提になることは明らかである。

 

4〜5面 法人開拓

 

中小企業経営者のLPを法人保険で支援

56)保険の見直しで解決の道を探る

保険テラス渡辺 代表 渡辺文憲

 

70歳で引退するつもりだった呉服問屋の岩田社長ですが、後継者となる長男に任せられる状況になく、あと5年間延長すると決意。退職金原資の逓増定期の処理や散逸しそうな自社株問題が降って湧いてきました。

 

6面 法人開拓

 

法人営業のABC

エンディングノート活用法保険金の一覧表を作成

税理士 池谷和久

 

社長が「エンディング・ノート」に記入し終わったら、次にやるべきことは遺言書の作成でしょうか。今後の財産の増加などが書き込まれてなければ、現時点では、遺言書の作成はできる状態ではありません。

 

8〜9面 FP販売

 

まるっとわかる! FPサプリ

⑸生命保険の非課税枠以外の相続税対策

フコクしんらい生命 丸山浩

 

今回は暦年贈与と平準払終身保険の活用と、法人契約の活用にスポットを当てていきます。社長には法人契約を活用することにより、「合わせて1,000万円×法定相続人数の非課税枠が活用できます」とお勧めします。

 

10面 新商品

 

第一生命

「3大疾病サポート保険(団体型)」

 

10月発売予定の企業・団体向け商品。3大疾病による「治療と仕事の両立」、3大疾病以外の病気・ケガによる「長期療養からの職場復帰・就労継続」を支援する。加えて「DL健康経営バックアップサービス」が付帯する。

 

11面 新商品

 

はなさく生命

「はなさく医療」

 

開業第一弾商品として終身医療保険を、保険ショップを中心に代理店で発売。特長は、日帰り入院でも最高20万円の一時金を受け取れ、また、ガンによる通院は退院後5年間、支払日数無制限で保障するなどが挙げられる。

 

14面 採用・育成

 

実践!営業所経営

採用と育成の成功事例  65

 

一度生保セールスの仕事を離れたことで、あらためてこの仕事の素晴らしさを再発見した相川紗江子さん。採用にあたっては、仕事の厳しさとあわせてやりがいについて、自分の経験の中で培った自信とプライドをもって話すようにしている。

 

[トピック]

 

コープ共済連新理事長に和田寿昭副理事長

コープ共済連は、6月14日の第11 回通常総会で、佐藤利昭理事長の任期満了に伴い、和田寿昭副理事長が新理事長に就任することを決めた。

同氏は1960年9月15日生まれ。 1987年新潟大学生活協同組合専務理事、2000年東京大学消費生活協同組合専務理事、13年日本生活協同組合連合会専務理事などを経て、2017年日本コープ共済生活協同組合連合会副理事長。

同氏は「コープ共済の魅力を1人でも多くの職員、組合員の皆さんに伝えていく努力をしたい。また、共済に関わる全職員の役割であるが、その先頭に立って、しっかりコープ共済の発信を強めたい」と抱負を述べた。

 

マイクロインシュランス普及を支援

コープ共済連は、「5-5-5マイクロインシュランス開発戦略」を通じて、インドのダーン財団へ50万円を寄付した。

国際協同組合保険連合(ICMIF)は、同戦略を推進しており、2017年4月からの5年間で新興5カ国(インド、フィリピン、ケニア、コロンビア、スリランカ)で、保険非加入の低所得層500万世帯(合計 2500 万人)を対象に、マイクロインシュランスの普及を目指す。

コープ共済連はその趣旨に賛同し、2018 年度に支援パートナーとなった。

ダーン財団は、インド国内の生命・医療・家畜・農作物を保障するマイクロインシュランスの普及を目指す取り組みを進めている。

 

保険ショップ

◇保険クリニック(アイリックコーポレーション198店舗)

奄美大島店=6月9日。鹿児島県では2店目。募集代理店はフロンティアライフ。奄美市名瀬浦上町9-3。9時~18時。定休日は水曜・日曜・祝日など。

姫路手柄店、姫路ヤマダストアー花田店、姫路今宿店、穴栗山崎店=6月26日、募集代理店は保険ワールド。兵庫県に4店同時オープン、9店目。営業時間と定休日は4店とも9時~18時、お盆・年末年始。

姫路手柄店:姫路市手柄1-51。姫路ヤマダストアー花田店:姫路市花田町小川字東戸手66。姫路今宿店:姫路市北今宿1-1ー8 103号。穴栗山崎店:穴栗市山崎町山田176-3。

◇よくわかる!ほけん案内(アフラック)

ブルメール舞多聞店=6月6日。兵庫県神戸市垂水区舞多聞東2-1ー45 ブルメール舞多聞2階。10時~21時。定休日なし。

 

 

制作 株式会社保険社 保険情報・ネットソリューション・チーム

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