2019年4月26日 2909号

 

明治安田生命「健康情報活用商品・サービス」

 

企業・団体向けの取り組み始動

健活プロジェクトの一翼を担う

 

明治安田生命は「みんなの健活プロジェクト」の重要な柱として、4月から企業・団体向けの「健康情報活用商品・サービス」の提供を開始する。

 

同社は4月2日、個人保険マーケットで健康増進型保険「ベストスタイル 健康キャッシュバック」を発売。「健康増進の取り組みを応援する機能」を新たに追加し、健康診断の結果に応じて、最大で保険料1カ月分をキャッシュバックする。

 

今回、企業・団体向けの「健康情報活用商品・サービス」を提供することで、企業・団体向け生命保険で、健康診断結果に基づきキャッシュバックを行い、専用のWebサイトを通じ健康増進などの各種サービスを一体的に提供する。どちらも業界初という。

 

企業・団体の健康経営についても、健康を「知る」「つくる」「続ける」の3つのステップで、幅広くかつ継続的に取り組むことで実現するとして、それぞれに次のようなメニューを用意。

 

知る=健康情報や健康診断結果に基づくアドバイスを提供。健活レポート、健活分析レポート、健康診断結果データ化サービス、レセプト分析サービス・コンサルティングサービスなど。

 

つくる=健康と健康経営に役立つ参加型コンテンツの提供、健康増進サポートプログラム、健康増進セミナー、健康イベント支援など。

続ける=健康と健康経営を支援するインセンティブを提供し、継続的な健康づくりを応援。健康情報活用商品、企業・団体専用ポータルサイトなど。

 

健康経営に対する企業・団体の取り組み度合いは、積極的から「取り組みを始めたい」「取り組みはまだこれから」まで幅広い中で、「課題の把握から従業員などへの継続的な働きかけの仕組みまで、健康増進に向けた体制づくりをトータルでサポートしたい」という。

 

初のキャッシュバック、専用サイト

 

企業・団体向けの商品として、「健康サポート・キャッシュバック特約」を発売。

 

福利厚生制度として採用している同社の「特定疾病保障保険」「医療保険」などに付加できる。同特約の加入者は、毎年の健康診断結果に基づくランクに応じて、最大で保険料1ヵ月分をキャッシュバックを受けられる。

 

健康増進に役立つ情報や、将来の疾病等のリスク予測を掲載した「健活レポート」も提供。

 

企業・団体には「健活分析レポート」を提供。従業員などの健康診断結果に基づくランクの分布や経年推移などを分析する。

 

企業・団体向け生命保険で、加入者の健康診断結果に基づきキャッシュバックを支払い、健康診断結果を活用したレポートを加入者、企業・団体に無償提供する商品は業界初。

 

さらに、10月から専用ポータルサイトを提供。従業員はパソコンやスマホからアクセスし、「健活レポート」や保険加入状況の確認などさまざまなサービスを利用できる。保険契約にかかわる企業・団体の事務手続きの大幅な削減にもつながる。

 

「健康経営や働き方改革、ICTの普及など経営環境が変化するなかで、企業・団体の福利厚生制度の運営効率化に貢献したい」と開発した。

 

企業・団体専用のWebサイトを通じ、従業員などに加入手続きからアフターフォロー、健康増進などの各種サービスを一体的に提供するのも業界初。

 

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早稲田大学と包括連携協定

「スポーツ栄養学」もとに地域振興

 

明治安田生命は3月27日、早稲田大学と地方創生を目的とした包括連携協定を結んだ。早稲田大学が企業と地方創生を目的とした包括連携協定を行うのは初めて。

 

主な連携事項は次のとおり。

①地域振興

②健康・福祉およびスポーツ振興

③教育、学術研究および文化交流

④人材育成

⑤その他本協定の目的に沿う事項

 

地域振興では、早稲田大学田口素子教授が監修して開発した「ご当地『食育』レシピ」を、同社の各種イベントでの配布などを通じて、地域社会の健康増進を啓発する。イベントはJリーグクラブと連携したウォーキング、小学生向けサッカー教室など。

 

また、地方自治体と連携し、「スポーツと栄養」をテーマにしたセミナーを共同開催。

 

健康・福祉およびスポーツ振興については、「食・からだづくりから始める地域のジュニア応援プロジェクト~スポーツキッズからアスリートまで」において、「からだづくりに着目した朝食摂取の重要性を明らかにする」ことをテーマとした共同研究を実施。同プロジェクトは田口教授の監修で企画されたもの。

 

この研究成果は「みんなの健活プロジェクト」の新たなコンテンツとして活用する。教育、学術研究および文化交流では、同社が連携協定を締結した自治体における地域課題解決型課外プログラム「地域連携ワークショップ」を開催。早稲田大学と協働する。

 

人材育成では、地域貢献に取り組む人材育成への協力を行う。

「田口教授が持つ『スポーツ栄養学』の知見と、当社の保険事業・サービスに関する知見や全国規模のネットワークを活用し、地域住民の健康増進に資する取り組みを行ないたい」という。

 

2面 保険流通

 

小倉・日車協連会長×上野・結心会会長

[対談]保険と協業で本業の足腰を強くする ㊦

 

小倉会長の「サービス業として地域での認知度を上げていく手法としてプロ代理店との連携も視野に入れたい」との発言に、上野会長が異業種との連携実績を掲げ、保険の有効性を示していきます。

 

3面 平成

 

住友生命

創作四字熟語

 

「平成」を象徴する世相・創作四字熟語では、全体・男女別・年代別の全てにおいて「天威無法(東日本大震災)」が圧倒的なトップ。「震傷膨大(阪神大震災)」、「泡年万削(バブル経済の崩壊)」を加えた3つがトップ3を占めた。

 

4~5面 保険市場

 

保険は誰にどのように利用されるのか

最終回 貯蓄・保険と消費者の認識

ブレークオンスルー 代表小山浩一

 

保険の準備手段の性質と消費者の認識について見ていきます。例えば、医療保険は解約返戻金ゼロにもかかわらず、消費者の認識は「微妙に貯蓄的な残骸がそこに存在している」と分析します。

 

6面 法人営業

 

実践!法人契約獲得のケーススタディー

親子3世代をまたぐ相続・経営リスクを回避

奥田雅也

 

母親の2次相続対策が不十分ではあるものの、資金繰りなど会社経営に問題はありません。ただ、母親と長男が「役員借入」をしていることが気懸かりです。トータルに解決する方法はないのか検討していきます。

 

8〜9面 活動確認

 

ランクアップチェックシート

新年度スタートで新規見込客を発掘

 

新年度を迎えた新入社員、元号が「令和」に変わったのを機に結婚を決めた新婚夫婦、定年退職者などについて、新しい生活ステージをスタートさせた人たちへの提案のポイントを整理してみましょう。

 

10面 新商品

 

太陽生命

「My介護Best(一時払)」

 

公的介護保険制度で要介護2以上の認定を受けるなど、所定の介護を要する状態に該当した場合、終身生活介護年金を受け取ることができる。また、この商品は、予定利率を30年ごとに見直す利率変動型商品だ。

 

11面 新商品

 

大同生命

「介護リリーフα」

 

この商品は、払込期間中の解約払戻金をなくすことで低廉な保険料を実現。また、特約付加により、要介護1から給付金が支払われる。認知症による介護状態のみならず、その他の病気や事故による要介護状態も保障する。

 

15面 採用

 

組織長への道新人指導編①

初回訪問だけであきらめるのか?

 

「セールスは断りから始まる」という名言があるが、一方で統計によれば、セールスマンの80%は初回訪問だけで相手を“見込み無し”と判断してあきらめてしまうのだそうだ。その原因と、2訪目以降につなぐ方法について考える。

 

[トピック]

 

斎藤代表取締役社長が退任

◇アクサダイレクト生命 4月1日付で代表取締役チーフオペレーティングオフィサーに木島博征取締役兼執行役員チーフオペレーティングオフィサーが就任した。斎藤英明代表取締役社長は3月31日付で退任。社長は不在になる。

木島氏は1989年エクイタブル生命入社。2007年SBI生保設立準備(アクサダイレクト生命前身)会社ITソリューション部長に就任、以来、同社でダイレクトビジネスの要であるIT部門を管轄。14年チーフオペレーティングオフィサー、17年取締役兼執行役員チーフオペレーティングオフィサー。

 

損保ジャパンとSOMPOひまわり生命に変更

SOMPOホールディングスは4月1日、子会社の損保ジャパン日本興亜と損保ジャパン日本興亜ひまわり生命の社名を変更することを明らかにした。

損保ジャパン日本興亜は「損保ジャパン」に、2020年4月に変更。

損保ジャパン日本興亜ひまわり生命は「SOMPOひまわり生命」に、10月1日に変更する。

社名変更は、契約者などからの「社名が長すぎる」という声に応えたもの。

 

企業価値算定サービスの提供を開始

大同生命は4月から、「企業価値算定サービス」の提供を開始。

「ストライク」が株式価値の概算額を算定するもので、同社の契約者(契約保険金額1億円以上、年商3億円以上)が無料で利用できる。ストライクは中堅・中小企業のM&A仲介業務に強みを持つ。

同社は「M&A支援サービス」に加えて、「企業価値算定サービス」の提供を開始することで、「主要顧客の中小企業の事業存続や事業拡大をサポートしたい」という。

 

保険ショップ

◇保険クリニック(アイリックコーポレーション189店舗)

日比谷店=3月5日。東京都では20店目。募集代理店は保険サービスシステムエージェンシー。千代田区有楽町1-2-2東宝日比谷ビル1階。9時~18時。定休日は土日、祝日、GW、お盆、年末年始。

錦糸町パルコ店=3月16日。池上店を移転オープン。東京都では21店目。シーディーエム。墨田区江東橋4-27-14錦糸町パルコ7階。10時~21時。定休日はなし(施設に準じる)。

ODAKYU湘南GATE店=3月22日。湘南藤沢店を移転オープン。神奈川では12店目。藤沢市南藤沢21-1  ODAKYU湘南GATE内5階。10時~20時。定休日はなし(元旦および施設休肝日)。

◇よくわかる!ほけん案内(アフラック)

ひばりが丘パルコ店=3月11日。東京都西東京市ひばりが丘1-1-1 ひばりが丘パルコ2階。10時~19時。定休日なし。

イオンモール鶴見緑地店=3月15日。大阪市鶴見区鶴見4-17ー1 イオンモール鶴見緑地1階。9時~21時。定休日なし。

 

 

 

 

制作 株式会社保険社 保険情報・ネットソリューション・チーム

住所 〒166-0003 東京都杉並区高円寺南4-2-8 サンユースビル2 4階

電話 03-3317-0391

 

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