2019年3月15日 2904号

 

アイリック中間決算

 

全募集人に「保険分析」ツール提供へ

「AS」ID数が7000件を突破

 

アイリックコーポレーション のAS事業が好調だ。

2019年1月末にASシステムのID数が7323IDとなり、7000件を突破した。ASシステムは「保険IQシステム」(保険分析・検索システム)の汎用型で、すでに銀行、企業代理店、保険代理店など約360社が導入。

 

7000件突破の原動力になったのが「スマートOCR」。AIを搭載した次世代型OCRで、非定型帳票書類を読み取ることによって、ASシステムの教育・研修への利用が本格化した。

 

具体的には、フォーマットのバラバラな各生保の保険証券を、スマホのカメラで読み取り、そのデータをASシステムに転送することで、保険証券分析のビジュアル化が可能となる。

 

「スマートOCR」は2018年6月に提供を開始。その時点でのASシリーズのID数は4840だったが、大手生保が1月に導入したことを弾みにID数が急増した。

 

「これまで乗合代理店のニッチなマーケットだったが、全生命販売事業会社に対してシステムを提供できる環境が整った」と勝本竜二社長(=写真)。

 

マーケット拡大の予測として次のような試算をする。生命保険の募集人を120万名(2018年度)とすると、ID数が7323なので、マーケットシェアは単純に0.6%でしかない。

 

「この0.6%シェアをどんどん拡大したい。さらに、他業種が保険事業に参入する支援もする。コンペティターが増えるというイメージになりがちだが、クライアントが増えると捉えている。スマートOCRの売り上げはまだまだ小さいが、様々なマーケットに提供する。フィンテックの中での成長を支える事業になる」と抱負を語る。

 

アイリックは2月19日、証券アナリスト向けの「2019年6月期第2四半期決算説明」を行った。AS事業の成長戦略について、勝本社長がこのように述べた。

また、スマートOCRを活用した取り組みとして、住友生命「バイタリティ」で取り扱う健康診断書画像のデーター化技術の共同開発を進める。

 

「保険料は同じ40歳でも健康な人はより安く、少し健康を害している人は少し高くなる。健康診断書を読み取り、ポイント化して保険料が決まる。次世代型の保険が増えてくると、スマートOCRの活用範囲も広がる」と期待を寄せる。

 

なお、東京海上日動、東京海上日動あんしん生命の契約者向けアプリ「モバイルエージェント」にも「保険証券OCRサービス」を1月17日から提供。生保だけでなく損保も含めた保険証券の基本項目をテキストデータ化できる。

 

成約単価 外貨建て好調で18.3万円

 

2019年6月期第2四半期の売上高は17億5900万円。事業セグメント別は次のとおり。

 

・保険販売事業=11億8900万円

・ソリューション事業=4億6700万円

・システム事業=1億200万円。

・保険販売事業=11億8900万円のうち直営店が9億100万円で76%を占め、法人売上(損保含む)が2億8800万円。

 

直営店は34店舗。2018年11月1日に「流山おおたかの森駅前店」、11月16日に「ららぽーと豊洲店」をそれぞれオープン。視認性の高い場所を中心に出店し、早い段階での収益化を目指す。

保険ショップの収益構造は「成約単価×集客数×成約率」となり、この3要素で収益予想をしながらコストを計算して黒字化を図る。

成約単価は、第2四半期で1件あたりANP18万3000円。保険料が比較的高い外貨建ての好調が主因。前年同期には11万円までに下がったが、その要因は円建て終身保険の商品力の低下。

 

「一時的に成約単価が下がってきたが、終身保険を求める声も高いので、研修によって外貨建てのコンサルティングを高めた結果、このような数字が出てきた」と勝本社長。

 

集客数は5148人。年間で見ると集客数には季節要因がある、上期が比較的少なく、下期の3月、4月は繁忙期になる。その比率は上期45%対下期55の%割合。この傾向が毎年続いている。

 

ただ、上期だけを見ると、16年度2550人(通期5749人)、17年度3688人(8646人)、18年度4921人(1万424人)と、増加傾向にある。

 

成約率は54.2%。保険ショップは一般的に50~60%の範囲内で推移している。「能動的に来店されるので、成約率は比較的高い。さらなる成約率向上を目指して、教育・研修を強化したい」。

 

2面 商品開発

 

RGA商品開発セミナー

活発化する生存給付商品の開発㊥

 

生命再保険会社のRGAが昨年11月28日に開催した同社恒例の「RGA商品開発セミナー2018」の4つのプログラムのうち「RGA日本支店 商品開発調査」から、商品開発に関する興味深いデータのいくつかを前号に引き続き紹介する。

 

3面 市場予測

 

ブラックストーン

恒例「びっくり予想」です

 

大手の投資ファンド運用会社ブラックストーンのバイロン・ウェイン氏。恒例の「びっくり10大予想」を発表。「びっくり」とは、投資家の予想では発生率が3分の1だが、彼自身は5割以上とみる事象のこと。では、ベスト7を紹介しよう。

 

4面 営業情報

 

住友生命

スミセイ「わが家の防災」アンケート2019

 

住友生命が昨年12月、家庭の防災対策の実態や意識を把握する目的でアンケートを実施。「あなたにとってもっとも備えが必要だと思う災害は何か」などの質問項目に、全国の男女1000人が回答。「地震への備え」は8割で、4年連続1位だった。

 

5面 法人営業

 

法人営業のパラダイム転換を乗り切る

基本に戻れば法人契約は枯渇せず!

 

本紙の連載でもお馴染みの奥田雅也氏が、節税スキーム封じ込めで激震が走る生保業界に、販売の第一線から緊急提言。法人保険の本質は「経営者が万一の場合発生する経済的損失に備えること」だと喝破します。

 

6面 法人開拓

 

法人営業のABC 249

E・ノート活用法  43  特別利益の遺留分

税理士 池谷和久

 

小さな青果店。父親が亡くなる20年前に自社株の全てを長男へ贈与。長男はその後、地元屈指のスーパーにしましたが、遺産分割で面白くない次男は遺留分を請求します。改正相続税法では、次男はいくら受け取れるのか。

 

8〜9面 販売支援

 

コミュニケーション・ツール

「年金制度基礎調査」からライフプランニング

 

厚労省が毎年実施している「年金制度基礎調査(平成29年)」からデータをピックアップ、老後生活のライフプランについて考えていきます。ただ、老後問題は時間を掛けて準備する以外に妙案がありません。

 

10面 新商品

 

 

明治安田生命

「ベストスタイル  健康キャッシュバック」

 

従来の保障に加え、「健康増進の取り組みを応援する機能」を新たに提供する。特長は、健康診断結果に応じて、毎年キャッシュバックすることで、最大、対象特約の合計保険料の1カ月分相当額が支払われる。

 

15面 採用

 

組織長への道

組織長のあるべき姿へのヒント

 

生保営業の最前線にあって、仲間を率いて新契約に、採用に、育成に日々奮闘している「組織長」。組織長とその組織が盤石なら、拠点も支社もまた盤石だ。では営業職員に信頼され、頼りにされる「理想の組織長」像とはどのようなものなのだろうか。

 

 

 

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