
趣味を活かして営業をしたい
Q31
私は無趣味な人間ですが、ただひとつ、食道楽なので、仕事をしながらそばやラーメンのおいしい店を探したり、和菓子の老舗をみつけたりするのが好きで、それが外歩きの励みともなっています。この趣昧を実益に結びつける手はないかと考えておりますが……。
A よく、自己紹介などで「無趣味が趣味です」などという人がいますが、どんなに不粋な人でも、生活の中に何らかの楽しみをもっているもので、新聞やテレビを見るのも趣味という人もいますし、散歩が趣味という人もいます。
近ごろはスポーツ、レジャーも多様化しましたが、おいしい食べ物を探す努力は楽しいことで、立派な趣味といえましょう。巷で星をつけたガイドブックが発売即完売というのも頷けます。1億総グルメとはよくいったものです。
「いろいろな趣味をこなしてきたが、この頃は食い道楽だけさ」とうそぶく人も少なくありませんが、食べられるのは歯と胃がまだ使えるからで、仕事のできる証拠であると自信をもってよいでしょう。
ところで、優績者の中には自分の好物をトコトン追い求めていく人があり、レストランなどもひいきにしているところを持っています。そして、その店の常連になると、必ず一度は保険の話をしかけて、契約を取るという心掛けをしているようです。こうすれば、趣味と実益をかねることになり、このような店を探し、リストを作るくらいになれば、見込客探しの訓練にもなり、まさに実益を果たしたことになるでしょう。
本屋さんに行ってみると、場所、料理の種類によって種々のムックが並んでいます。食通の人達の推薦する店も豊富に出ています。こういう店は、外食産業が過当競争で不況気味な中で、毎日繁昌しているところが多く、食通の目的の他に、よい見込客としての条件をもつ魅力があります。
いってみれば、見込客リストが売られているわけで、1冊あたり100〜200軒くらいの店名を知ることができ、あとは努力と工夫次第で、趣味と実益を狙うことができるでしょう。
インターネットの口コミサイトもお手軽で人気ですが、統一した基準で整理されているムックの方が情報源としては優れているといえるでしょう。
探究心を忘れず、行動を起していけば、見込客に不自由することはないはずです。さしづめ、人気のラーメン屋さんあたりから手をつけてはいかがですか。



