連載

セールスでお困りですか

家業を継いだ同僚を訪ねた


Q29

家庭の事情で退職し、和菓子屋さんを開業している以前の同僚のところを訪問しました。彼女自身は契約は自分から申込むからと一応断りましたが、時々遊びにいらっしゃいというのです。この際、どんな損得をかけるべきか。ただ暇つぶしに寄るのもバカらしいので、彼女の活用法を考慮中です。

 かつて職場の同僚であった人が退職した後といえば、ふつうは忘れてしまい、本人も遠慮して連絡もくれず、そのうちにお互いに薄い関係になるものです。


しかしよく考えてみると、2ヵ月や3ヵ月で脱落する人と異り、何年か生保の仕事をした人であればかなりの既契約や取り残し客があるはずで、各社とも不在籍契約のフォローには力をいれていますが、成果はまちまちのようで、もったいない話です。


このような場合、その人としては、別の今している商売の方に追われ、契約の紹介などを引受ける余地はないでしょうが、かつての親しい同僚が忘れずにやってきてくれるのは嬉しいことで、あなたの訪問は決して不快なものではなかったはずです。


そこで、この関係を単なる見込客としてみるか、募集協力者としてみるかがあなたの判断となります。定石的な言い方をすれば、このような人は、募集協力者とみるべきで、幸いその人があなたに「遊びにいらっしゃい」と言ったのですから、今後月1度位の訪問を実行してみてはいかがでしょう。


そして、相手の商売状況をよく観察して、売上げ状況や近所の競合状況などに注意し、あなたも共にその店の繁栄を願う姿勢を示すことがよい信頼関係を築きます。
そして近くに競合店があれば、どちらが集客力があるのか、その理由は価格か品質(味や特色)かなどについて彼女の主張を糺し、あなたも第三者としての意見を述べるのも有益なことでしょう。


そして時にはその菓子を拠点での打合せ会に使うぐらいの好意も示してみたり、あなたが手土産に使うなども配慮してみます。


このようにサービス精神を発揮していれば、相手もあなたにお返しをしないわけにいかなくなり、そのうち、過去の既契約者、取り残し客の紹介や、新しい見込客情報なども流してくれるような気がします。


あなたにとって、このケースは一般商店の見込客に対する付き合い方の練習になるし、決して今後の努力は無駄ではありませんから、熱意をもって継続訪問をしてみるようお勧めします。

→もどる

拠点長読本
売れない時代のマネジメント術
少額短期保険情報
少額短期保険の動向・商品紹介
動画コメント
活動のヒントや最新事情を取材
連載
朝礼や訪問先での話題の引出し

ホーム本紙お申し込みサイトマップお知らせ販売ノウハウセールスパーソンアーカイブスショップ