
前上司が勤務する職域を開拓
Q20
大手企業の関連会社に勤務していたところ、その会社が突如本社に吸収され、私は失職致しました。
その後、上司であった人の口利きで、ある生保業界に身を投じました。たまたま新しい拠点長さんは入社を奨めた私の上司をよく知っており、私に職域開拓をせよとおっしゃいます。
出入りの厳しくなった職団ですが、幸い同社は活動場所など限定付きですが、許可証はいただけるようです。ただ、昔の同僚などもいて、気分的に抵抗感があります。
A お話を補えば、大手企業の関連会社が整理統合された結果、犠牲者となったあなたが、親会社に戻った元上司に再就職を斡旋され、その仕事が保険であるために、職域開拓ができるようになった、ということですね。
事業の選択と集中で関連会社が売却になったり、吸収合併される話は当たり前ですが、その会社に戻った上司のポストや力の程度により、この問題の流れは変ってくるでしょう。
もちろん、あなたを資本関係のある生保会社にお世話してくれるほどの方ですから、無力なはずはなく、拠点長もその方の援助を期待されるからこそ、逆にあなたを担当者として任命したのでしょう。
このように、以前関係のあった職場の職域担当として出入りする話は、以前は、旧社員で亡くなられた方の奥さんとか、結婚のため退職した人とか、いろいろのケースがありましたが、職域活動そのものが難しい時代になり、余り聞かなくなりました。
そうした中にあって、あなたの話は運に恵まれたといってもいいでしょう。好機を逃すことはありません。いずれにしろまるで知人がいないところよりは、やり易いはずです。あなたも、これまでのいきさつから、スンナリ溶け込めない気持ちもあるでしょうが、この程度の思い切りができなくては、セールスに成功することはできません。恐らくその辺の事情は拠点長さんも推察なさっているでしょうし、先方の元上司に対する根まわしも考えていて下さっているはず。
もしそうでなければ、改めて拠点長からの根回しを前提として引受けたらよいでしょう。そして、あなた自身としては、元の上司にご協力をお願いすると共に、まず上司に加入していただくぐらいの積極的なアプローチをするべきでしょう。もしこれを断わるようなら、なぜ生保の仕事を斡旋したのか、文句を言ってもいいのではありませんか。



