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出向になった部長を追って新規の職域を開拓したい


Q10

担当職域で懇意にしてきた部長が出向。その部長を頼って同社の開拓を始めようと思っています。ところが、その会社は業界の共同出資で設立しているため、各社から幹部が派遣されています。担当窓口の総務部長は、私を手引きしてくれた部長とはライバル会社の出向者で、あまりよい応対をしてくれません。対応に苦慮しています。


 懇意にしている部長が出向された先へ訪問し、担当者を紹介してもらったあなたのセンスはすばらしく、それだけの能力があれば、多少の障害など、すぐに乗り越えられるはずです。

 

特に、良質の職域市場はセキュリティーの面などから開拓が非常に難しくなっています。出向先の企業は、話を聞いてもらえるだけ脈があるといってもいいでしょう。

ただ、想像するに、その部長は前の会社でも有力な存在だったのか、あるいはかなり親切な世話好きなのでしょう。あなたの努力もさることながら、その方の力もかなり期待できそうな雰囲気です。

ただ、冷静な見方をすると、前の会社でいかに勢力を持っていた方でも、出向先で与えられた職務や部署によって、従前のようにいかないこともあるでしょう。

しかもライバル会社から出向した人が総務部長となると、社内でのキャリアや地位の上で、ハンディを背負う可能性もあり、過大な期待はしないことです。ここは総務部長に白紙でぶつかった方が潔い行動かと思います。

プロパー社員たちの職域集団が導入されていて、あなたにとってのライバル社が来ていないようであれば、そこに保障を提供するのはあなたの大いなる使命なはずです。その原点を忘れないことです。

総務部長の迷惑そうな態度というのは、手続きなどの経験がなく、億劫なのかもしれません。どこに真意があるのかを確かめる目的で、少くなくとも、あと5、6回は通ってみる必要があります。

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