販売ノウハウ

保険営業のためのモチベーションアップ術
しもやんランド 代表 下川 浩二氏

 

第7話
たくさんの縁を重ねて重縁に

 

頼まれごとは試されごと ハガキで一対多のコミュニケーション

 

●役立つ苦しい体験


過去に、自分が保険営業を約14年間続けてきた中で、苦しんできたことや悩んできたこと、気持ちが落ち込んだことが、今になって、多くの方のお役に立てることができています。


人は、なぜ苦労するのでしょうか? なぜ悩んだりするのでしょうか?将来、あなたの目の前にやってくる、同じ問題や悩みで苦しんでいる人たちを救うため、励ますため、元気づけるために今、自分が体験しているわけです。その教えを私は、ある師匠から教わった時に、一つずつの問題や悩みを解決していく勇気となり、自分の体験を大切にしてきました。


その結果、いくつもの生命保険会社や保険代理店で講演をさせていただいたり、個別に保険営業マンのマーケティングのコンサルティングや悩み相談のカウンセリングまですることになってしまいました。


まさに、「頼まれごとは試されごと」という教えに従っただけで、自分が果たすべき役割がどんどん増えていくことになりました。


今回は「これをやったおかげで、保険営業が面白くなった。気持ちが楽になった。お客さまに喜ばれました」 という成功事例をいくつかご紹介いたします。

 

●一枚のハガキで縁拡大


1人目は、A生命神戸支社で営業をされているSさんの事例です。Sさんは私の「しもやん講演」に参加されたのを機に「ハガキ道」やニュースレター発信を始められました。


すると、講演会に一緒に参加された経営者のお客さまも同時にハガキを書くようになり、事務所の壁にコルクボードのハガキコーナーを作ったそうです。
「困難が無い人生は、無難な人生。困難が有る人生は、有り難い人生。困ることはありがたい」


こんな元気の湧き出る言葉を筆文字で書いたハガキをその方にお送りしたら、ハガキボードに貼り付けてくださり、事務所にやって来る人来る人が注目しました。
それが会話のネタになって盛り上がり、元気になって帰っていくそうです。たった一枚のハガキで、お客さまとのコミュニケーションが良くなったそうです。
再度、ご来店した時は、新しいハガキが貼られてないか、楽しそうに探されるそうです。
メールは、私のPCからあなたのPCへ、一対一のコミュニケーションですが、ハガキは「一対多」となります。ハガキは、「ほかの人が読んでもいいですよカード」です。読まれると困る手紙は封書となるわけです。


ハガキはそういった意味で、届くまで、届いたあとも多くの人の目に触れ、元気をまき散らす紙さま=神さまとなります。


たった一回限りの名刺交換という、点の出会いをハガキのやり取りで線となり、多くの人を引き付けて、面となり、立体となっていく。たくさんのご縁を重ねて重縁となるわけです。


ご縁(5円)×重縁(10円)=50円。だから、ハガキには、50円切手が必要となるわけです。一枚出すよりも、もっとたくさん出せばご縁が飛躍します。50円×10倍=500円。ご縁が飛躍するから、ご縁ひやく円→ごひゃくえん。
実際に、私自身が、たった一枚のハガキからご縁が何百人へと飛躍したことを何回も経験してきました。


しもやん講演では、これを「やめられない、とまらない」かっぱえびせんの法則」と言っています。ハガキを出すだけで、勝手にご縁が広がっていくからです。

 

自分に期待すると出番が来る

 

●マンネリから脱出


続いて2人目は山口県で生保営業を10年以上続けられている成績優秀な女性営業の方です。こんなメールがやってきました。


「本当はハガキを出したいのですが、長文になりそうで、メールにて失礼します。
私は生保歴10年、36歳です。私もしもやんと同じような悩みを抱えていました。契約が取れても満たされず、大きな契約を取っても楽しくなくて、いつまでこんな生活するんやろ…。こんな気持ちが一年の半分くらいあって、これが何なのか? 何の悩みかなと思ってました。


しもやんのCDを購入して聞いてる時はいいのですが、離れるとまた暗くなる、こんな日々でした。


でもこのCDを頂いてから私は脱出することが出来ました。
『大人のモチベーションアップ講演』、これを聞いてから勇気が沸いてきました。長~い、暗闇のトンネルを抜けた思いです。


今まで自己啓発の本やCDといろんな物を読んだり聞いてきましたが、読めば読むだけ疲れてくるし、逆に落ち込むばかりでした。ほんとうに気持ちが楽になりました。これから仕事を楽しみたいと思います」


5年も10年も続けていると、セールストークや売れる技術を身につけて、成績が上がっても、心が満たされない時がやってくる。その原因がマンネリ。
何のために仕事をしているのかがわからなくなり、純粋に笑うことや、泣くことが少なくなってくる時です。

 

●仕事自体を楽しむ


今の時代は、心の時代だと言われています。営業成績を上げて収入が増えたからといって、幸せな気分になれるとは限りません。


大人が人生の大半を使う仕事そのものを楽しむことが本当の幸せであり、自分のためだけに頑張っているといつか息切れして疲れ果ててしまう。


一つひとつの仕事を単なる作業ではなく、お楽しみリストにする。毎日毎日が楽しくて仕方がない、面白くて笑いが絶えない、飽きがこないから、商いが繁盛する。今こそ、自分の原点に戻る時です。環境がどうであれ、自分らしさを追及することを忘れてはいけません。


「環境に期待すると不安になり、他人に期待すると不満が出る。自分に期待すると出番が来る」


約半年にわたって、このコラムをご愛読いただきまして、ありがとうございました。
これからも、各方面で皆さまに元気と勇気をおすそ分けする活動を続けていきます。
どこかでお会いできるご縁を楽しみにしています。


心より感謝をこめて。

下川 浩二
しもかわ・こうじ
1962年生まれ。大手証券会社で証券営業を10年間。ソニー生命保険で11年、保険代理店ホロスプランニングで3年間生命保険営業を経験。
05年12月に小資本成功実現研究会を設立後、08年2月に「しもやんランド」を設立。自らの20年を超える営業マン経験と多くの成功者から直接学んだ実践成功法則を「下川式成功手帳」として開発。この手帳術は、河出書房新社から「凡人でも面白いほど進化する成功手帳術」として出版した。
http://plaza.rakuten.co.jp/shimokawa

 

 

 

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