ニュース 2005年3月
2005年3月29日
●朝日生命は4月4日、「保険王」の医療保障として「生活習慣病保険(返戻金なし型)」を発売する。
04年4月に発売した同保険の、返戻金・死亡給付金をなくし、保険料を最大50%程度安く抑えた。
また、女性向け医療保障として「レディースパック」も発売。病気やケガによる1泊2日以上の入院で「入院準備費用給付金」として5万円を支払うほか、乳房・子宮・卵巣の病気による所定の手術をした場合「女性特定手術給付金」として25万円支払う。
●三井住友海上は4月から、満期時に満期払戻金がもどる自動車保険「もどリッチ」をバージョンアップした「NEWもどリッチ」として発売する。
同商品は保険金3年(または2年)で、保険期間中の事故が2件以内なら、満期時に事故件数に応じた満期払戻金が支払われる。3年間無事故では払込保険料の約40%が戻る。
新しいタイプは、払戻率を引き上げ、1年ごとの契約と比べ保険料の割増感を増した。また、付帯ロードサービス「おクルマQ Q隊」を拡充する。
●ソニー生命は3月22日、4月から変額保険「バリアブルライフ」の保険料率の改定などを行うと発表した。
金融庁の「変額保険・変額個人年金保険の最低保証リスクに係る責任準備金積立ルール」に対応するもので、以下を実施する。
1)変額保険「バリアブルライフ(終身型)」の予定利率を4.5%から3.5%へ改定、一時払種目を販売停止、「3年払込済」「5年払込済」種目の契約年齢範囲を改定
2)変額保険「バリアブルライフ(有期型)の販売を一時停止
3)変額保険「バリアブルライフ(定期型)」の販売を一時停止
終身型の保険料は、加入タイプなどによって、10%〜40%程度上がる。
●日本生命は3月22日、「生きるチカラ」新作CMを全国で放映を開始した。
「入院費用」と「重い病気にかかった時のまとまった生活資金」の2つの保障を訴求。同商品は2001年4月から発売、販売実績は累計320万件。
●アクサ生命は3月22日、宮崎銀行、西日本シティ銀行と代理店委託契機を結び、4月1日から日経平均株価指数連動型年金「Upside」を発売する、と発表した。
●東京海上日動フィナンシャル生命は3月16日、北國銀行(金沢)と代理店委託契約を結び、投資型年金「ねんきん新世代」を発売した。
●AIGスター生命は3月14日、「無配当積立利率変動型終身保険(低解約返戻金型)」を発売した。
利率変動型終身保険と低解約返戻金型終身保険を組み合した終身保険は珍しい。
積立利率は1.75%を最低保証するもので、加入後、市場金利が上昇し1.75%を上回る積立利率となった場合は、それに応じて保険金額が増加する。
10年間、基本保険金の10%増加する逓増タイプも用意、すぐには大きな保障が必要ない若年層や女性層に対応した。
特長として、1)積立利率は毎月変動する(1.5%最低保証)、2)低解約返戻金型と保険金額逓増タイプの導入により返戻率を高めた、3)3大疾病時の保険料払込免除特約を導入した−−などを挙げる。
2005年3月23日
●あいおい損保は、3大疾病補償を重視した健康総合保険「Live Lead(リブリード)」を、4月2日以降始期契約分から発売した。
この商品は、同社が03年1月に発売している「健康総合保険」(愛称は健康倶楽部)の、保険料・契約年齢範囲などを改定し、特に医療補償部分を厚くしている。
主な特長は、1)同社の自動車保険契約者が「Live Lead」に加入の場合、保険料を5%割り引く、2)3大疾病により入院した場合、入院保険金支払日数は無制限である、3)3大疾病の治療を目的として他の病院へ転入院した場合、一時金を支払う、4)保険期間が終身の場合、3大疾病に罹患した場合、保険料の払込を免除する、5)1入院支払限度日数に120日型を新設した(従来は60日型のみ)、6)終身タイプの「医療補償特約」の保険料を最大約5%引き下げた−−など。
●明治安田生命3月16日、金融庁に業務改善計画を提出し、役職員69人の社内処分も行った。
同社は、不適切な死亡保険金不払い、不適切な募集行為で金融庁から行政処分を受け、個人保険などの新規募集業務を3月4日から17日までの2週間停止していた。
業務改善計画は、1)経営管理態勢の改革 2)迅速かつ適切な保険金支払管理態勢の確立 3)募集管理態勢の確立 4)役職員の責任の明確化、の4項目で構成している。
また、同社は4月1日付の組織改正で、「アドバンス・マーケティング事業部」を新設する。事業部長に近藤道夫常務執行役員が就任。管下の営業組織となる「営業推進室」(30)を統括するために「第一営業部長」「第二営業部長」を配置。
営業スタッフによるマーケット調査などを基に、新しい販売スタイルの開発と代理店ネットワークを構築し、シニア層市場などの成長分野における開拓を積極的に推進する。
●T&Dフィナンシャル生命は3月14日、但馬銀行(兵庫・豊岡)と代理店委託契約を結び、個人年金「スマイル」(年金原資保証型)の発売を開始した。
同商品は、新たな「責任準備金積立規制」に対応した商品で、変額年金マーケットのすそ野を広げる商品と位置づけ、今後も金融機関との販売提携を進める。
●日本生命は3月10日、10年長期貸付基準金利を0.15%引き上げ1.80%にする。
●第一生命は3月10日、0.10%引き上げ1.70%にする。
●日本興亜損保は3月8日、企業向け「地震リスク総合診断サービス」を開始した。
現地調査および地震対策などに関するヒアリングを実施し、地震リスクを評価・分析する。診断レポートは、1)大震診断評価、2)設備機器の転倒・移動危険度の判定、3)地震による被害想定診断、4)ハザードマップ提供など。費用は有料(1構内、1建物につき5万円以上)。
●アクサダイレクトは3月8日、バイク(125cc超)、原付の細分型バイク保険を4月22日から取り扱う、と発表した。
通販による本格的リスク細分化型バイク保険は初めて。5つの基本補償をベースに弁護士費用等担保特約を付帯できる。
●日本興亜損保は3月31日付で、「双日投資顧問」(旧日商岩井投資顧問)の全発行済株式6000株(双日米国会社保有)を取得する、と発表した。
●東京海上日動火災は3月7日、新光証券と投信信託・年金などの開発・販売を中心とした業務提携を行った。
東京海上日動は、新光証券の発行済株式の3%程度も取得する。
●住友生命、三井住友海上、三井住友銀行、住友信託銀行の4社は、21世紀の経営スタンダードの確立を目指して、「住友経営テクノロジー・フォーラム」を4月に設立する、と発表した。
事務所は三井住友銀行大阪本店内。基金は4,000万円。活動内容はトップセミナー(毎年1回)、幹部セミナー(全10回、年2度実施)を実施する。
2005年3月15日
●マスミューチュアル生命は3月7日、荘内銀行と販売業務提携を行い、一時払い定額年金「マスフリーダム」、「マスフリーダム B型」(積立利率金利連動型年金B型)の取り扱いを開始した。
●生命保険経営学会は3月4日、理事会を開催し、新会長に宇野郁夫氏(日本生命社長、生命保険協会長)を選任した。
引き継ぎ催された懇親会で2004年度「優秀論文」「特別表彰論文」を表彰した。
「優秀論文」=青山麻理氏(ニッセイ基礎研究所)「英国の有配当保険の新展開」、榎戸頼子氏(第一ライフ・インターナショナル)「米国における個人情報保護法制」、魚住裕氏、キャサリン・グリーン氏(日本生命ロンドン事務所)「英国エクイタブル生命の経営危機問題」
「特別表彰」=小倉健氏(朝日生命新都心統括支社西新宿営業所長)「機関経営・私の視点−私が大切にしていること」
●日新火災は3月1日、保険期間5年・満期返れい金付きの医療保険「ジョイエ医療保険」(正式名称:医療保険基本特約付帯積立普通傷害保険)を発売した。
同保険は、保険期間を5年とすることで、「必要なとき」に「必要なだけ」加入できるようにした。
傷害・疾病時の入院費用(日額5,000円タイプ、10,000円タイプ、1入院の支払限度は120日・360日から選択)と手術補償(入院保険金日額の10倍、20倍、40倍)を中心としたシンプルな商品内容で、保険料の低廉化を実現した。
●アドバンスクリエイトは3月1日、「保険市場」(ミニ来店型をショップ)を3月は11店舗出店する。出店はイオンショッピングセンター、サティ、カルフル、アゼリアモールなど。大阪・八尾西武店、三重・四日市店、群馬・館林店、富山・高岡店、山口・防府店、東京・田無店、千葉・幕張店、鹿児島・隼人国分店、愛知・有松店、京都・大久保店、鳥取・日吉津店。これで店舗数は96店になる。
2005年3月8日
●日本生命は3月3日、既存のチャネル・部門の枠組みを超え、個人、中堅・中小企業、大企業のそれぞれのマーケットに即した営業組織の構築などを柱とする、05年度の組織改正(3月25日付け)を発表した。
●大同生命は3月1日、1)CS推進体制と個人情報保護体制の整備、2)資産運用部門の改編を最重点に行う、05年度の機構改革を発表した。
4月の個人情報保護法の全面施行に伴い、組織的な安全管理体制を整備するために、IT・事務サービス部に「個人情報保護推進室」の新設したほか、資産運用部門では、オルタナティブ投資による一層の収益機会の拡大と、新たな投資商品の発掘を目的に「開発投資部」を新設する。
●東京海上日動フィナンシャル生命は3月1日、北海道銀行の本・支店(125)で投資型年金保険「アズユーライク」の発売を開始した。
●AIUは3月1日、聴覚障害者を対象に、メールで事故受付ができる「アイドラ自動車保険」を発売した。
視聴障害者自らが携帯電話の専用サイト上でのチャットによるやりとりで、自動車事故・故障等の詳細を説明できる。
また、専用の事故受付センター「アイドラ保険センター」(翼システム運営)には、聴覚障害を持つオペレーターが常時対応する。
保険料優遇制度もあり、聴覚障害者本人の契約で身体障害者手帳を持っている場合など10%割引を適用する。
●日本興亜損保は3月1日、「個人情報保護法に関するガイドラインの解説と企業の実務対応〜経済産業分野(A4判・118頁)を発行した。
目次は第1編「個人情報漏えい事故に関する分析」(事故の特徴と基本的対策に触れる)。第2編「Q&A」。第3編「ガイドラインの解説と企業の実務対応」については、個人情報保護法の第一人者の岡村久道弁護士(英知法律事務所)が分かりやすく解説している。
同書の請求先は、火災新種保険部 企業開発室企画開発グループ(FAXにて受付。03−3593−5440)
●アクサダイレクトは2月28日、自動車保険の保険料制度改定を行う。4月30日以降に保険始期を迎える契約を対象に、見積り業務を開始した。
特長は、1)車両に関するリスク要素に「車齢」を新たに導入、記名被保険者の「年齢」を1歳刻みとした 2)車齢が24ヵ月以内の場合、それ以降のものと比較して、車両保険の付帯の有無に関係なく保険料を割引、3)人身傷害補償は3,000万円から1億円の間で、1,000万円単位で設定可能など。
●生命保険協会は2月25日、国際会計基準委員会財団(IASC財団)が公表した「IASC財団定款見直しに係わる改訂案(協議文書)」に対する意見書を提出。同時に日米欧7つの保険事業団体との共同意見も提出した。
今回の定款見直しの改訂案は、前回同様にデュープロセスなど今後の保険会計の審議に大いに関連がある事項が含まれることから、生保協会としてコメントを提出した。
2005年3月1日
●住友生命は3月29日から、「スミセイの千客万頼」(5年ごと利差配当付限定告知型終身保険、医療特約)を発売する。
この商品は健康に不安を抱え、通常の保険への加入が困難である50歳以上を対象とするもので、「治療中の病気、あるいは過去に治療歴のある病気でも保障」する。業界初。
同社によれば、「千客万頼」の発売後は保険への加入可能者は、現在の1,790万人から約2倍の3,420万人に増加すると推測。
主な特長は、1)わかりやすい5つの告知項目(*)により契約への加入可否が自分で確認できる 2)治療中や過去の治療歴があっても、下記項目にすべて非該当であれば契約加入ができる、3)加入時の病気が悪化した場合でも給付金を支払う、4)死亡保障および入院保障は、契約初年度は半額である−−など。
(*)健康状態に関する条件
次の5項目すべてに非該当であれば、加入できる。
・過去2年以内に、入院または手術したことがあるか。
・過去5年以内に、がんで入院または手術したことがあるか。
・今後3ヵ月以内に、入院または手術の予定があるか。
・現時点で、がんまたは肝硬変と医師に診断されているか。
・現在までに、公的介護保険の要介護認定を受けたことがあるか。
●T&Dフィナンシャル生命は3月1日、UFJ銀行から窓販商品として「無配当変額個人年金保険(年金原資保証・?型)」(販売名称は「T&Dフィナンシャル生命投資型年金(年金原資保証型)u」)の販売を開始した。
●損保ジャパン・リスクマネジメントは3月1日、『リスクマネジメント個人情報保護と危機対応』を発売した。第一法規との共同企画。
同時に、同書を専用教材とする「個人情報保護法対策コンパクト・コンサルティング」を開発し、3月からサービスを開始。
同書は、企業の管理体制作りをアドバイスするとともに、社内規定や各種契約書の「見本」「モデル」(CD −ROM、Webサービスで、すべて電子ファイルで入手可能)を具体的に掲載している。
また、同書を専用教材として、自主学習を前提に、重要項目やポイントを訪問コンサルタントで補完することで、従来の「個人情報保護体制構築コンサルティング」のコンパクト化と簡易化を図れる。
●日本興亜損保は2月25日、4月1日付で「CSR室」を社長室内に新設すると発表した。
人員は室長他3人。本社各部や全国の営業本部・営業部支店・損害サービス部が本業に根ざしたCSR推進活動を遂行できる体制を構築する。
●損保ジャパンとみずほ第一フィナンシャルテクノロジーは2月24日、保険会社向けの新しい総合リスク管理モデル(SJFT財務リスク総合管理モデル)を開発したと発表した。
現在、広く用いられているリスク計量計測モデルは、市場リスク、信用リスクとリスクごとに異なるが、この新モデルは、資産運用にかかわるリスクをすべて同一のモデルで計測するのに加え、負債への金利の影響も同じ基準で評価するユニークなモデル。開発に約2年かけた。
●日本損害保険協会は2月21日、3月の1ヵ月間、タレントの佐藤江梨子さんをイメージキャラクターに起用し、「自賠責保険広報キャンペーン」を実施する、と発表した。
期間中に、自賠責クイズ「バイクに乗るなら、○○○保険の期限切れにご注意!」を実施。佐藤江梨子さん「サイン色紙プレゼント」(3月4日、損保会館)も行う。
●ハートフォード生命は2月18日、2004年10月〜12月の個人年金販売実績を発表した。
それによると、04年10月〜12月は、前年同期比2%増の2,565億円と過去最高を記録し、12月末の累計収入保険料は1.5兆円を突破し、特別勘定資産残高は1兆4,505億円となった。
●T&D保険グループは2月17日、2004年度第3四半期(4月〜12月)の業績を明らかにした。
太陽生命は「保険組曲」が好調で、2003年4月発売以来の累計件数は22万件を突破。大同生命の定期保険も引き継ぎ好調。T&Dフィナンシャル生命は変額年金の新商品の投入が遅れ、新契約は伸び悩んだ。解約し失効高では大同生命が9.4%、T&Dフィナンシャル生命は19.5%それぞれ減少した。



