ニュース 2002年7月
2002年7月25日
●東京海上は7月24日、企業向けに現金や小切手、手形などの貨紙幣類・有価証券にかかわる危険を総合的に補償する運送保険「マネーディフェンダー」を発売した。
従来、期間1年の期間建契約において、1回の輸送ごとに輸送金額を把握し、1ヵ月毎にその合計額を保険会社へ通知しなければならなかったが、新商品は前年度の売上高を保険料の算出に使用することで、契約後の事務負担を大幅に削減した。
●損保ジャパンは7月23日、8月下旬から9月上旬にかけ、大学3年生と修士1年生を対象とした「インターンシップ」を実施する、と発表した。
今年度は、昨年と比較し開催地・受け入れ人数を一挙に2倍に拡大し、100名の学生を全国8カ所で受け入れる。応募はインターネットを通し広く公募している。
●三井住友海上は7月22日、女性をメーンターゲットにした投資全般にかかわる情報誌『MitSuko』を創刊した(A4判・カラー12ページ)。
女性が投資をより身近に感じ、自分なりの投資スタイルの確立をサポートしていく。創刊号のメーンテーマは「いつまでも美しく生きたい!欲張り女性のための〈金持ち姉さんへの道〉」。
●日本損害保険協会は7月19日、6月に開催したNPOシンポジウム「海外で救援活動を行うNGOのリスクについて」の報告書を作成し、同協会のホームページで公開した。
●日本生命は7月18日、格付投資情報センター(R&I)から保険金支払能力格付「AA」、フィッチ・レーティングス社から保険会社財務格付「AA(ネガティブ)」を取得したと発表した。
●あいおい損保は2001年度、ビジネスモデル特許の出願を積極的に推進、15件の出願を果たし、累計で60件におよぶ特許出願実績を上げた。
コンビニにおける保険契約業務支援システム、車両を安全走行させるナビゲーション装置、損害調査支援システムなどを出願している。
同社では、社内公募制度を設け、1件あたり年間最大1,000万円の報償規定を盛り込んだ職務発明規定を整備するなど、取り組みも積極的。
●三井生命は7月17日、介護保障も加えた、法人向けの「介護保障逓増定期保険『経営自慢R』」を8月1日から発売すると発表した。
役員の退職金や万一の場合の事業保障に、介護保障をプラスオンし、事業を取り巻くリスクを幅広くカバー。
逓増率は第1保険期間が年1%、第2保険期間が年45%の2段階タイプで、第1保険期間は5、7、10年から選択する。
●明治生命と安田生命は7月16日、両社の営業職員が使用する携帯用の新パソコンの愛称を「携帯パソコン・マイスター」にしたと発表した。営業職員より公募したもので、1万6,706通の応募の中から決定した。
両社は、経営統合に向けた全面提携の一環として営業職員向けの新システムの共同開発を進めており、02年10月から明治生命が、同12月から安田生命が、新型の携帯パソコンを合計約5万台配備するのに合わせたもの。
同システムは、高速なADSL網を使用し、動画や音声などの大容量のコンテンツを短時間でダウンロード、顧客へのコンサルティングをはじめトレーニングにも活用していく。モバイル機能も備え、客先からの照会業務も拠点内と同等の対応ができるようになる。
●大和生命は7月から社長の私的諮問機関として「経営諮問委員会(アドバイザリーボード)」を設置した。
諮問委員は、篠原祥哲・朝日監査法人代表社員相談役、永井龍行・全日本医師協同組合連合会会長など8名で構成、契約者の立場に留意した客観的な助言、提言をしてもらう。
委員会は年2回開催し、委員の任期は2年としている。
2002年7月18日
●東京海上あんしん生命は7月15日、「家計保障定期保険」・「家計保障定期保険特約」と「保障開始条件付配偶者医療保障特約」を発売した。
前者は死亡・高度障害になったとき保険期間(=家計保障期間)満了まで所定の給付金を支払うもので、最低支払保証期間として1、2、5、10年の4バターンを用意、満了の直前で給付を受けることになっても、保険期間を超えて支払う。給付金は定額型と逓増型から選択できる。
後者は、主契約の被保険者が死亡・高度障害に該当した後の配偶者の疾病またはケガによる入院、手術を保障する。業界初。
●東京海上は7月11日、中堅・中小企業向けの包括型保険「超ビジネス保険」を発売した。
自動車リスクを除く、事業活動を取り巻く様々なリスクを1つの契約で1本化でき、財物損害、売上減少、損害賠償責任、役員・従業員の負傷、各種費用負担など広範囲にカバーする。
財物損害・休業損失・賠償責任の各補償条項のうち、2つセットした場合には3%、3つセットした場合には5%割り引くほか、同社の自動車10台以上のフリート契約で、有料割引適用契約がある場合も5%割り引く。
販売には、専用のITコンサルティングシステムを導入し、300業種に対し最適のモデルプランを提示する。
●AIUは7月17日、保険金無制限の海外旅行保険「旅上手∞(インフィニティ)」を10月から発売すると発表した。
同保険は、治療費用、救援者費用を補償する治療・救援費用特約の支払を無制限にする。海外旅行保険の保険金無制限は初めて。
米国で、集中治療室に入り治療を受けると1日50万円〜100万円程度かかるケースもあるという。
保険期間8日間、死亡補償5,000万円の一般的なプランとの保険料比較では、現行7,300円に対し、新商品は8,840円となっている。
●三井住友海上と人材派遣のパソナは7月から損害保険従事者の「資格取得・研修・派遣」に関する提携を行った。
2002年3月から損保代理店と直接雇用関係のない派遣会社からのスタッフについても、損害保険募集人試験が受験可能になったことから、パソナが中心となって損保業務未経験者の募集・教育・資格取得を行うもの。普通試験合格後、代理店業務に従事する。
年間200人の育成、派遣を予定している。
●太陽生命は7月11日、取締役会を開催し組織変更計画書を7月30日の第55回定時総代会に付議することを決議した。
新会社の社名は「太陽生命株式会社」、資本金・資本準備金は750億円。社員に対する割当株式数は150万株で、補償基準日は2002年3月31日。
今後のスケジュールは、7月30日に総代会開催、7月31日から9月30日まで、保険契約者の異議申し立て期間を設け、10月以降監督当局に認可申請・認可、2003年4月1日組織変更となる。
2002年7月11日
●損保ジャパンDIY生命は7月8日、サラリーマンの主婦300人を対象に実施した「夏のボーナス実態調査」の結果を発表した。
それによると、夏のボーナスの平均は69.2万円で、「昨年より減った」と答えた人が半数を上回り、平均で6.7万円減少した。
また、73.3%の主婦が、ボーナスの額を少ないと思っており「日ごろの働きぶりが報われていない」と感じている。
また、臨時ボーナスをあげたい人の1位は「ワールドカップの日本代表だった」。
●ソニー生命は7月4日、社会貢献活動の一環として、特定非営利活動法人「スペシャルオリンピックス日本」へ300万円の賛助金を贈呈した。
同社は96年から贈呈を行っており、賛助金の総額は1800万円となった。
●あいおい損保は7月3日、「電力コスト削減対策診断システム」の提供を開始した。NTTデータと共同開発したもので、首都圏のマンション物件の診断からスタートする。
マンションの場合、約30種類のコスト削減手法からその建物にあった手法が提案され、診断結果次第では、NTTデータの開発した蓄電システムなどの利用により、110戸のマンションで年間20%のコスト削減も可能になる。
8月以降はサービスの対象物件を、店舗、工場と順次拓大していき、耐震、防犯対策の診断も行っていく。
●日本損害保険協会は6月28日、会員会社28社の決算概況をまとめた。
経常収益は、前年比1.8%減の10兆0,147億円。一方、経常費用は、前年度比2.8%増の10兆1,387億円となった。
この結果、経常利益は、前年度比137.5%減の1,240億円となり、税引後の当期利益は、の1,548億円の損失となった。正味保険料は6兆8,118億円、前年度比0.4%の増で2年連続の増収。
米国のテロの影響など、特殊要因があったものの、全社ベースでの赤字は、1947年以来のこと。
2002年7月4日
●AIGスター生命は7月4日、無配当タイプの「団体定期保険」を発売した。
有配当型の団体定期保険に比べ、平均20%ほど保険料が安くなる。加入者への配当金分配の事務などを削減することもできる。
●朝日生命は7月3日、総代会で基金増額に関する定款変更を決議し、親密企業10社(旭電化工業、伊藤忠商事、日本軽金属、日本ゼオン、日本通運、富士通、古河機械金属、古河電気工業、横浜ゴム)に基金の拠出を要請する。
募集総額は110億円を予定しており、今後、具体的な募集手続きを行い、上期中に実施する方向で調整していく。基金の総額は2,610億円になる。
●ピーシーエー生命は7月2日、社名変更1周年を記念し、2001年7月2日生まれの子どもに絵本をプレゼントする。
絵本はそれぞれの子どもを主人公に個別に作成され、保護者の言葉を入られるフリースペースも用意している。
絵本は応募者全員に届ける。応募締切は9月2日。申込書は郵送またはファクスで。
応募先:〒105-0011 東京都港区芝公園1-8-21 芝公園リッジビル ギャビン・アンダーソン 「ピーシーエー生命 ベビーブック・プレゼント」係 電話03-5404-0640、ファクス03-5404-7120。
また、同社では、実在したらすばらしいと思われる生命保険を募る「夢の保険」コンテストも実施している。グランプリ1名に賞金30万円、特別賞10名には賞金10万円を贈呈する。
募集期間は7月8日から8月16日まで。応募は専用サイトでも受け付ける。
●生命保険協会は7月2日、2002年度の「外国人私費留学生奨学金制度(セイホスカラーシップ)」として13名を決定した。
同制度は、東南アジア・東アジアなどからの留学生を対象に、友好・親善の増進に寄与することを目的に、1990年にスタート。今年度までの13年間で奨学生は225名を数える。
●安田火災と日産火災が7月1日合併し、損害保険ジャパンが誕生した。
関連会社のディー・アイ・ワイ生命も同日社名を変更し、損保ジャパン・ディー・アイ・ワイ生命となった。グループ会社であることをより明確に打ち出していく。
●日本生命は7月1日、休日・夜間を問わず、顧客が希望する時間に各種アフターサービスの提供を可能にする「カスタマーサービスチャンネル」を8月から創設すると発表した。
具体的には、1)オペレーターが顧客へ直接電話をし、契約内容の確認や各種手続きの変更をはじめ幅広く要望などを聞く「アウトバウンドコールセンター」と、2)フレックス・在宅勤務型のスタッフが顧客の要望に応じて休日・夜間でも訪問する「カスタマースタッフ」を設置する。
まず、首都圏の一部地域で、契約件数約60万件を対象に実施。アウトバウンドコールセンターのブースは約40、カスタマースタッフは約60名(サポート・事務・情報のコントロールセンターとしての「カスタマーオフィス」を3拠点)で態勢を組む。
10月には首都圏全域に範囲を広げ、190万件の契約をカバー。人員も増強し100ブース、200名、10拠点まで拡大していく予定。03年4月以降さらに対象地域を増やしていく。
●アリコジャパンは7月1日、「はいれますシニア入院保険」を発売した。
満55歳から80歳の人を対象に、医師の診査や告知書の提出を不要にしたもので、保険期間は5年、更新により最長85歳まで保障を継続できる。
保険料は、60歳加入・契約口数5口の場合(入院日額5,000円、通院2,500円、手術5・10・20万円)で、男性9,280円、女性9,050円。
●大和生命は7月1日、無配当医療保険「スピカメディカル」を発売した。
入院・手術・死亡(高度障害)をベースとなる終身医療保障保険でカバーし、ニーズに応じて医療保障を厚くする「入院系特約(5種類)」と死亡保障を厚くする「保障系特約(6種類)」を自由に選択することができる。
また、終身払いを可能にした無配当終身保険「終身満足」も同時に発売した。
●住友生命は7月1日、8月5日から大垣共立銀行のATM635台で、同社の生保カードで契約者貸付の利用または利用可能額の照会の取り扱いを開始すると発表した。
●生命保険協会は7月1日、「生命保険会社のディスクロージャー〜虎の巻(2002年版)」を発行した。
各社が行っている情報開示などの内容を理解するための解説書で、重要なポイントはQ&A方式で分かりやすく説明している。
今年度は、1)逆ざや額の算出式の記載、2)ソルベンシー・マージン比率の内訳項目の記載、3)有価証券の減損処理に関する説明の記載を改訂した。
同協会では、全国各地の消費生活センターや消費者団体などに順次無償で提供、全国53カ所の地方生命保険協会にも備え置き、消費者に広く配布する。
ハガキで申し込めば、無料でもらえる。
申込先:〒100-0005 千代田区丸の内3-4-1 生命保険協会 広報部まで。
●大同生命は7月1日、諸積立利率を改定した。
契約者配当積立利率=1.0%(現行1.5%)、保険金据置利率=経過1年未満0.1%(0.5%)、経過1年以上0.5%(1.0%)、給付金据置利率=0.5%(1.5%)、保険料前納積立率=1.0%(1.5%)。
●ソニー損保は7月1日、損害サービスセンターの体制を変更、1拠点増やし4拠点とした。
首都圏サービスセンターを第1と第2に分割し、機動性を高めた。また、関西・北陸サービスセンターの所轄から北陸3県をはずし、東海サービスセンターへ移し、名称をそれぞれ関西サービスセンター、中部サービスセンターとした。
●三井生命と三井住友海上は6月28日、損害保険事業における業務提携を行った。
1)三井生命の損害保険募集資格を有する約1万3,000名の営業職員などを通して、三井住友海上の損害保険の販売を行う、2)三井ライフ損保の契約で、02年11月以降満期となるものから順次三井住友海上の商品に切り替え、03年11月1日時点で保有する契約は、三井住友海上へ包括移転する。三井ライフ損保は04年3月をめどに精算する。
●アイワイバンク銀行と第一生命、住友生命、太陽生命は6月27日、3社が発行する生保カードによるATMサービスを7月15日からスタートすると発表した。
アイワイバンクはATMを1都1府6県に4004台(6月22日現在)設置している。



